今日の音楽|"痛み"を知る人の音楽
こんにちは!スタッフのあきらです。
私が住む地域は、明日(4/19)の最高気温が27℃に達するそうです。
このまま行くと、十分な心の準備もできないまま、いつもの夏が来てしまうと、恐々とした気持ちでいます…。
さて、私の趣味は音楽を聴くことですが、最近はどういう訳か繊細で心を揺さぶる、映画的で「エモい」作品を好んで聴いています。
以下にYouTubeの動画を貼るので、もし気になる曲があればつまみ食いしていただければと思います。
マルタ・アルゲリッチ『ショパン:ピアノ協奏曲第1番(2010)』
ショパンの移ろいやすく起承転結の不明瞭なピアノ協奏曲は、まさにピアノの詩のようで、気付くとその魔力に中てられてしまいます。
2010年のアルゲリッチも、魔法使いのような迫力に満ちていますね。
ボン・イヴェール『Holocene』
雪山にこもって作った、わずか500枚の自主製作のCDから、インディー・フォークを代表する音楽家になったボン・イヴェール。
彼がつま弾く細い糸のように繊細でメランコリックな世界は、自然の横溢と、痛みを知る人だけが持つ説得力を湛えています。
シガー・ロス 『Hoppípolla』
アイスランドの雄、シガー・ロスの人気曲。
ガラス細工のような歌声と、泥臭くドラマチックなバンドサウンドとの対比が、祝祭的な高揚感をもたらしてくれます。
当時、あんなに暗い音楽を作っていた人たちがなあ、と思ったのを憶えています。
Matilda Mann『Girls』
2025年のファースト・アルバムから。
少女時代を回想する内容の歌だと思いますが、"We were girls first"というフレーズの繰り返しに、なぜか胸を締め付けられます。
1曲でもお気に召した曲があれば嬉しいです。
2025/04/18
ブログ